たんぱく質を摂っているのに疲れが抜けない方へ!大切なのは「消化・吸収できる体」
こんにちは。
【肩こり専門】横浜駅きた西整体院の
熊ケ谷です。
「健康や美容のために、毎日たんぱく質を意識して摂っている」
「運動後や朝食代わりにプロテインも飲んでいる」
「ベースフードなどで手軽に栄養を補給している」
「でも、なぜか疲れやすいし、肩こりもなかなか抜けない……」
最近、このようなお悩みで
当院へご相談に来られる方がとても増えています。
卵や魚、お肉、大豆製品、あるいはプロテインなどを
日々の食事に上手に取り入れることは、
健やかな体づくりにとって非常に素晴らしい習慣です。
たんぱく質は、
筋肉、血液、皮膚、髪、爪、さらにはホルモンや酵素など、
私たちの体をつくるすべての基礎となる大切な材料です。
もちろん、
慢性的な肩こりや、
寝ても抜けない疲れやすさを解消していくうえでも、
たんぱく質は欠かせない栄養素と言えます。
しかし、ここで多くの方が見落としがちな盲点があります。
それは、
「どれだけ体に良い一品やたんぱく質を摂っても、うまく消化・吸収できていなければ、体の材料として使うことができない」
ということです。
1. たんぱく質だけ摂れば、体は元気になる?
「疲れが取れないなら、まずはたんぱく質を摂った方がいい」
「代謝を上げて筋肉をつけたいなら、プロテインを飲むべき」
メディアやSNSでもこのような情報をよく目にしますよね。
たしかに、たんぱく質は現代人に不足しがちな必須栄養素です。
ただし、
胃腸の働きが弱っている状態で急にたんぱく質の摂取量を増やすと、
消化が追いつかず、かえって体が重く感じてしまうケースがあります。
たとえば、プロテインや肉類を意識して摂るようになってから、
以下のような変化はありませんか?
- 胃が重く感じる、胃もたれがする
- お腹が張る、ガスが溜まりやすい
- 便秘や下痢など、便通が乱れる
- 食後に強い眠気に襲われる
- 朝起きたときに疲れが抜け切っていない
- 逆に、体全体がだるく感じる
これらは決して
「たんぱく質を摂ることが悪い」
という意味ではありません。
本当の問題は、
「食べたものを分解する力、消化する力、そして栄養を吸収する力が、今の胃腸のキャパシティを超えてしまっている可能性がある」
ということです。
どれほど良質で高価な栄養素を体に入れたとしても、
内臓が疲れていてうまく処理できなければ、
期待するようなお体の変化を感じにくくなってしまいます。
つまり大切なのは、
「何を摂るか(栄養の摂取)」だけでなく、
「摂ったものをしっかり活かせる体かどうか(消化と吸収)」
という視点を持つことです。
2. 栄養の鍵を握る「胃腸の働き」と消化の仕組み
たんぱく質を筋肉や血液といった
“体の材料”として再合成するためには、
まず口にした食べ物を細かく細かく
分解(消化)する必要があります。
この消化・吸収のプロセスには、主に以下の器官や体内分泌液が深く関わっています。
- 胃酸・消化酵素・胆汁:食べ物を分子レベルまで分解する
- 胃や腸の蠕動(ぜんどう)運動:食べ物を先へと送り、吸収をスムーズにする
まずは胃の中でしっかりと食べ物をすり潰して分解し、
それを腸が受け取って栄養を吸収することで、
初めて私たちは元気に動くためのエネルギーや材料を手にすることができます。
そのため、何らかの理由で胃腸の働きが低下していると、
せっかく摂ったたんぱく質が未消化のまま腸へ送られることになり、
「なんとなく体が重い」
「食後にすぐ眠くなる」
「お腹が張って苦しい」
「一晩寝ても疲れが抜けない」
といった悪循環に繋がってしまうのです。
胃腸の働きを乱す、日常のNG習慣
特に、次のようなライフスタイルが続いている方は、
自覚がなくても胃腸が慢性的に疲弊しやすくなります。
- 忙しい日々が続き、心身ともにストレスが多い
- 夜更かしが増え、睡眠の質が浅い(寝付けない、途中で目が覚める)
- 食事の時間が毎日バラバラで不規則
- 仕事中に常に緊張感があり、急いで食事を済ませてしまう
- スマホやPCの画面を見ながら「ながら食べ」をしている
食べるメニュー(栄養素)にこだわるのと同じくらい、
「自分の体が今、食べ物をしっかり迎え入れて消化できる状態にあるか」
を確認することが大切です。
3. 消化は“胃腸だけ”の問題ではない?自律神経との深い関係
「胃が弱い気がする」
「すぐに食後眠くなるし、お腹が張りやすい」
「便秘や下痢を繰り返してしまう」
こうした胃腸の不調を自覚すると、
多くの方は「食べるもの(食材)」だけを
必死に見直しようとしがちです。
もちろん、
脂っこいものや甘いものの食べすぎ、
冷たい飲み物の摂りすぎ、
あるいは早食いといった食習慣を
見直すことは非常に大切です。
しかし、人間の「消化」というシステムは、
胃や腸の筋肉だけで完結しているわけではありません。
実は、
消化液の分泌や胃腸の動きをコントロールしているのは、
私たちの「自律神経」
です。
自律神経には、
車のアクセルとブレーキのように正反対の役割を持つ2つの神経があります。
- 交感神経(アクセルモード):仕事中、緊張している時、強いストレスを感じている時、集中している時に優位になる神経。
- 副交感神経(ブレーキモード):心身が休んでいる時、眠る時、リラックスしている時、そして「胃腸が活発に動き、消化を行う時」に優位になる神経。
お仕事のプレッシャーや日々の忙しさから、
体が常に「緊張状態(交感神経が優位)」のまま
食事を摂ってしまうと、胃腸への血流が減少し、
消化液の分泌もストップしてしまいます。
つまり、
たんぱく質をはじめとする栄養を
無駄なく吸収するためには、
体をしっかりと「お休み・消化モード(副交感神経優位)」へと切り替えられる柔軟な自律神経の状態
が必要不可欠なのです。
4. たんぱく質を活かす!今日からできる「消化できる体づくり」
健康や美容のために、たんぱく質を意識して摂取することは
非常に素晴らしいファーストステップです。
しかし、ただ闇雲に摂取量を増やせば
すべてが解決するわけではありません。
本当に必要なのは、
「食べたものを適切に消化し、漏れなく吸収して、元気な体の材料として100%使える土台(内臓環境と自律神経)を整えること」
です。
そのためには、日常の中で以下のような
小さな心がけを積み重ねていくことが近道となります。
- 一口ひとくち、よく噛んで食べる(口の中で細かくすることで胃の負担を劇的に減らせます)
- 時間を意識して、急いで食べすぎない
- 内臓を冷やす冷たい飲み物を控え、温かいものを意識する
- 消化活動を妨げないよう、寝る直前の食事を避ける
- 食事中はスマホを一旦置き、リラックスして食事の味を楽しむ
どれもシンプルですが、これらを行うことで
自律神経がリラックスモードに切り替わり、
胃腸の働きが驚くほどスムーズになります。
まとめ:その疲れと肩こり、「摂り方」と「体の受け入れ態勢」を見直してみませんか?
「体に良いはずのたんぱく質を摂っているのに、疲れが抜けない」
「プロテインを飲むと、どうしても胃が重くなってしまう」
「食後にいつも強烈な眠気があり、やる気が出ない」
「マッサージをしても、肩こりも疲労感もスッキリ抜けない」
もしそんなループに陥っているなら、まずは
「ただ栄養を摂ること」から一歩進んで、
「今の自分は“消化できる体”になっているだろうか?」
という視点に目を向けてみてください。
私たちの体は、食べたものでできています。
しかし正確には、
「食べたもののうち、正しく消化・吸収できたもの」だけでできています。
次回は、この「消化活動」に直結する自律神経の仕組みと、
「慢性的な肩こり」「浅い呼吸」「姿勢の崩れ」が、
どのように胃腸の働き(内臓の疲労)と結びついているのか
その意外なつながりについて詳しくお伝えします。どうぞお楽しみに!
横浜駅きた西整体院
熊ケ谷 信介
整体師歴15年以上
健康リズムカウンセラー
ストレッチトレーナー
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