骨粗鬆症と更年期
こんにちは!
横浜駅整体ルメディエ治療院のharuです。
今回は前回の更年期障害に絡んで、女性が更年期から起こりやすい骨粗鬆症についてです。
皆様骨折はした事ありますでしょうか・・・
男性でも、激しいスポーツや転倒などでの骨折はありますが、更年期過ぎの女性は特に注意が必要です。
「足を物に少しぶつけたら足の指を骨折していた」
「お風呂場で滑って背中を打ったら背骨を圧迫骨折していた」
「転びそうになって手をついたら、手首を骨折していた」
などが実際に更年期過ぎ世代の方から伺った事のある話です。
普段生活していると、自分の骨がもろくなっているなどの自覚はしにくいものです。
骨は成長とともに太く長く伸び、20歳前後をピークにその後は加齢とともに徐々にもろくなっていきます。
骨の成長が止まってからも常に新陳代謝を繰り返し、新しい骨に生まれ変わっています。
この骨の代謝を「骨代謝」と言い、古くなった骨を破壊する破骨細胞と新しい骨を作る骨芽細胞の働きによって行われます。
閉経をむかえた女性は急激に骨の新陳代謝が悪くなり、骨が弱くなっていきいます。
女性ホルモンが骨を壊すのを防ぎ、骨形成を促進する働きがありますが、閉経により女性ホルモン(エストロゲン)が減少すると、骨を壊すスピードが急激に上昇し骨粗鬆症になりやすくなります。
(骨粗鬆症の判断基準)
骨粗鬆症の判断基準は、
骨密度の数値が若年成人平均値(YMO値)(腰椎/20~44歳、大腿骨近位部/20~29歳)の
80%以上なら正常、70~79%なら骨量減少、70%未満なら骨粗鬆症と診断されます。
(骨粗鬆症の予防)
骨粗鬆症を予防するには、若いうちから適度な運動をし骨に刺激を与えておく事が大切です。
しかし、運動が好きではない方も多いです。。。
そんな方には、家の中で骨をコツコツ叩きシゲキを与える事がオススメです。
骨を丈夫にするには、大きな骨の縦方向・筋肉が薄い場所に刺激を与える事がポイントです。
例えば・・・
①椅子に座り、左右の前腿膝上辺りをこぶしで交互にコツコツ100回位叩く。
②立って両足を交互に動かして、その場足踏みを100回位する。
こんな簡単な運動でも骨粗鬆症は予防出来ます。
特に更年期に近くなったら、毎日刺激してあげましょう!
もちろん、骨に必要なたんぱく質・カルシウムなどの栄養素もしっかり摂るよう心掛けも大切です。
丈夫な骨作り、老後健康に過ごせるように頑張っていきましょう!
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